長期滞在にぴったり。人気のマレ地区にあり、バスティーユにも歩いて行ける、ミニ・キッチン付きの貸しアパルトマン。
こんにちは、パリナビです。今日は、マレ地区はヴォージュ広場近くにある短期利用が可能なステュディオ(ワンルームマンション)をご紹介します。東京に本社のある「JADIS」はパリに複数のステュディオを持っていて、2日以上の短期貸しサービスを行っています。JADISのHPで地域別アパートリストからステュディオを選ぶと、室内の写真から間取り図、部屋の備品まで紹介されていて、とても便利。そして宿泊料金ですが、ホテルよりもかなり安く、また、宿泊日数が長くなるとその分、料金が割安になります。また、キッチンがついているので、長めの滞在を考えている人におすすめです。
レストラン、ブティック、美術館も近く、日曜もにぎわう地区
広場のギャラリーの門
ナビが選んだのはヴォージュ広場の目と鼻の先にあるステュディオ。アパルトマンの入り口を出ると、左にヴォージュ広場のギャラリー門があります。
そこをくぐると目の前がひろば。学生たちが芝生の上でサンドウィッチを食べながら、おしゃべりしていたり、近所に住んでいるらしい老マダムがベンチで本を読んでいたり、いかにもパリの真ん中にある広場という雰囲気です。また、広場を囲むギャラリーと呼ばれる回廊には、レストラン、ブティック、画廊などがあります。
観光客の多いフランブルジョワ通り
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カルナヴァレ美術館
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そして、ヴォージュ広場から西に向かって伸びるフランブルジョワ通りは、ブティックや雑貨店などが並ぶ、ショッピング通り。いつも観光客で賑わっていますが、特にマレ地区は日曜日も開いている店が多いため、日曜になると普段よりもいっそう賑わいます。フランブルジョワ通りを進むと、パリの歴史を紹介するカルナヴァレ美術館があります。この近くには、ピカソ美術館もあります。(ピカソ美術館は2010年10月現在工事中、2012年にリニューアルオープン予定)。
さて、ステュディオに戻りましょう。パリの昔ながらのアパルトマンらしい木製の螺旋階段を上ります。板張りのきれいな部屋で、天井は木の梁が出ていて、趣きがあります。ダブルベッドにクローゼットも十分な大きさ。また、棚が多いので、使い勝手がいいです。
キッチンには大きな窓があり、開けると、下方に明かり取り用窓がついた、家の屋根が見えます。通りに面していないので、とても静かです。
自炊に便利なミニ・キッチン
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食事、お茶に使えるテーブル
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コンパクトにできたミニ・キッチン。電気ポット、電子レンジ、調理器具、食器類もそろっています。木製テーブルも二人で食事をするのにちょうどいいサイズです。
また、このステュディオには小さな書斎がついています。机に広い本棚に衣装ダンスに、ソファベッドが置いてあります。このソファベッド、大人なら一人、小学生くらいの子どもなら二人が横になれます。寝室として使わない場合は、ここにスーツケースや荷物を置けば、メインの部屋を広々と使うことができます。
入口入ってすぐのところにシャワー、トイレ、洗面台がありますが、トイレ脇についているヒーターのおかげで、冬でもシャワー室が暖かく、また、ここに使ったタオルをかけておくとあっというまに乾きます。洗濯物干しが置いてあるのは、日本人経営のアパルトマンならではですね。
現地の日本人スタッフが担当しています
カギの受け渡しからステュディオの使い方の簡単な説明は、現地の日本人スタッフが担当しています。日本語が通じるのは心強い限り。スタッフの人によると、利用者は10代の学生から、20~40代のOLから60代のご夫婦など幅広いそうです。また、最近では50~70代の一人旅の女性のお客様が増えているとか。確かに一人旅は気楽だけど、レストランで一人で食事をするのは落ち着かないという方も多いのではないかと思います。そんな時、キッチンつきアパルトマンなら、スーパーやマルシェで買った食材を料理したり、あるいはサラダやキッシュ類などをテイクアウトして、ワインを飲みながらのんびり食事ができる気楽さがあります。
また、こちらのステュディオは地下鉄のサン・ポールとバスティーユの2つの駅が利用できます。バスティーユ・オペラも近く、観劇の後に歩いて戻れるのも便利ですね。以上、パリナビでした。