3つの建物からなる巨大ショッピングモールがセーヌ川沿いにオープン。今をときめくテナントが勢ぞろい。日本発のブランドも出店しています。シネコン、レストランも充実!
2013年10月23日にパリ一の規模を誇る、巨大ショッピングモールがセーヌ川沿いに誕生しました。その広さはなんと45,000㎡!パリジャンだけでなく、世界的に人気を誇るショップが集結しています。
場所はセーヌ川に面した15区
この巨大ショッピングモールは、セーヌ川を望むパリ15区にオープンしました。マンション群や住宅が立ち並ぶ、落ち着いたエリアですが、このショッピングモールの誕生で一気に活気づくことになりました。15区は、エッフェル塔など、観光スポットが多い7区の隣のカルティエ。このためアクセスも非常に簡単です。もっともわかりやすい方法はメトロでのアクセス。10番線のCharles Michel (シャルル・ミシェル) 駅を出てすぐの好立地です。
3つの建物から成るモール、充実のサービスにも注目!
こちらのモールは、Panorama (パノラマ) 、Magnetic (マニェティック) 、City (シティ) という3つの建物群からなっています。総面積はなんと45,000㎡。東京ドームのグランドが13,000㎡なので、その約4倍の広さを誇ります。
さらに、こちらのショッピングモールのサービスの充実は特筆ものです。まず、館内で気分が悪くなったり、けがをした場合の救護室が設けられています。またキッズのプレイルームや、コンシェルジュ、自宅への宅配サービスも完備。安心して買い物ができますね。
営業時間が長いこともうれしいポイント。パリ市内の路面店は、シャンゼリゼ大通りなどの例外はあれど、大体が19時には閉店します。しかしこちらはどの店舗も21時まで (木曜日は22時まで!) 営業しています。
また、建物間の行き来もしやすく、タッチパネルによる全館案内、各所にレストスペースも設置されています。快適なショッピングが楽しめる工夫が随所にちりばめられています。
では建物を一つ一つ見ていきましょう。
Panorama(パノラマ)、Magnetic(マニェティック)、City(シティ)、という3つの建物群からなります。
Magnetic館
もっとも大きな建物が、Magnetic館。今をときめく世界の人気ブランドが集結しています。中には日本発のブランドも。
UNIQLOはラ・デファンス店を皮切りに、オペラ店、そしてこちらのボーグルネル店と、順調に店舗数を拡大しています。今では多くのおしゃれパリジャンがユニクロのアイテムを取り入れています。パリジャンに人気の
MUJIもあります。また、
H&M、アバクロンビー&フィッチの兄弟ブランド、
Hollister、パリジャンに高い支持を得ている辛口テイストが魅力的なブランド、
ZADID&VOLTAIREなどなど・・・充実したアパレルショップ群は見ごたえがあります。他に、リラックスアイテムが充実した
Natural&Decouvertureやフレンチエスプリを感じるインテリアショップ、
Maison du Mondeなど、幅広い年齢層とニーズにマッチしたショップが集まっています。
Panorama館
こちらのPanorama館にはシネマコンプレックスが併設されています。また、レストランが一番充実しているのもこちらも建物。メキシカンからフレンチ、カフェ・・・チョイスはいろいろ。回転寿司チェーンの
Matsuriもあるので、日本食が恋しくなってもOK!ただお昼時は非常に混み合うので、少し時間をずらしていくのがベターかもしれません。
また、こちらの建物の目玉は、イギリス発の総合スーパー、
Marks&Spenserのオープン。Marks&Spenserのフランス国内での出店は、シャンゼリゼ通りの旗艦店に続く2店舗目ですが、その規模はけた違いです。特に全フロアを独占する食材コーナーの充実ぶりには目を見張ります。これはなんとヨーロッパ大陸一の規模を誇るそう!また、フランス初となる、Mark&Spenserのカフェもオープンしました。パリでイギリスの香りを感じることが出来ますよ。
City館
3つの中で一番規模の小さい建物がCity館。こちらにはサービス施設や、レストラン、カルチャー&娯楽関係の店舗がそろっています。例えばLa Poste (郵便局) や旅行代理店、ゲーム専門店
MicroManiaや本屋さんなどが、こちらのCity館に集まっています。手軽にお昼を済ませたい人には
マクドナルドがありますよ!Wifi (無線LAN) もあります。
雨の日でも快適なのがショッピングモールのいいところ。こちらは中でも規模が大きいので、一日過ごしてもなかなか見終わることが出来ないかもしれません!パリに大注目スポットがまた新たに一つ誕生しました。