今回はパリ左岸限定でご紹介します!
こんにちは、パリナビです。どんな時間でも曜日でも、好きなときにショッピングや食事が楽しめるのが日本の大都市。しかしフランスではそうはいきません。パリは世界からの観光客が集まる都市だけあって、他の街に比べるとだいぶ便利ではあります。それでも夏休みには長期のバカンスをとったり、週末でもお休みしたり、要は休むときは休むというスタイル。グルメを楽しみにパリ旅行に来たのに“定休日”ではとっても残念。今回のパリナビでは、日曜日でも開いているビストロやサロン・ド・テを、パリ左岸に限定して、ご紹介します!
パリの左岸(リーブ・ゴッシュ)って?
左岸と右岸。セーヌ川がその境です。
パリを横断するように流れるセーヌ川を境に、南側はパリ左岸 (リーヴ・ゴッシュ) 、北側はパリ右岸 (リーブ・ドロワット) と呼ばれます。そして左岸と右岸ともに、それぞれの特色があります。そして左岸をこよなく愛するパリジャンの中には、右岸には決して行かない (逆もまた然り) なんてこだわり?を持つ人もいるようです。もちろん私たちはそんな事はお構いなし。セーヌ川をスイスイ渡ってどちらも岸も楽しみます。
パリにはステキなビストロやサロン・ド・テが沢山にあります。今回は日曜日もオープンしているお店を、左岸に絞って、集めてみました。
個性豊かな新旧ビストロ
Semilla
サン・ジェルマン・デ・プレのすぐ近く、Odéon (オデオン) エリアにはレストランの名店がひしめいています。そんな中でもひと際輝きを放つのが、こちらのお店です。スタイリッシュな雰囲気と食事が楽しめるこちらは、ぜひ予約をして出かけて欲しいアドレスです。
Cafe Comptoir Tournon
リュクサンブール公園の目の前から延びるRue Touron (トゥールノン通り ) に、地元の人々でにぎわうビストロがあります。古きよきビストロの面影を残したお店です。シンプルながらほっとする味。なんだか癒されます。
Chez Ami Jean
エッフェル塔のふもと、グルメな名店とグルメなパリジャンが集まる、Rue Saint-Dominique (サン=ドミニック通り) 。こちらの通りから一本小道に入った所にあるお店は、バスク料理が楽しめる大人気ビストロです。バスク地方はフランスの南西に位置しています。スペインと国境を接し、野趣的でダイナミックな料理がこちらの地方の特色。こちらのお店ではバスク地方の料理がパリ風にエレガントにアレンジされているのも人気の秘密。要予約です。
Nanashi Rive gauche
パリのBENTOブームはこのお店が発祥の地。左岸第1号店は、フランス発の高級子供服店、Bonpoint (ボン・ポワン) 本店の地下。ヘルシー志向のメニューは、飽きる事がなく、健康、美、モードなどあらゆるアンテナの高いパリジェンヌに大人気。また、豊富なデザートもこちらのお店の魅力。抹茶やゆずなど、日本の食材を巧みに使ったデザートは、日本で食べるデザートとはまた違う味わいがあります。また、右岸にも他に2店舗あります。予約は特に必要ありません。
ランチも充実のサロン・ド・テ
今回はサロン・ド・テとはいっても、デザートだけでなく、お食事も楽しめるお店を集めてみました!
62 Rue de Seine 75006 Paris
Da Rosa
6区にある名店。こちらは、ソーテルヌ(高級貴腐ワイン)漬けのレーズンチョコがとっても有名なお店です。それ以外にも厳選されたワインや調味料などが販売されていて、お土産選びにも適したお店です。名物のレーズンチョコをはじめデザートを店内でゆっくり楽しむ事もできます。そして、生ハムの盛り合わせやスモークサーモンなどの軽食や食事のメニューも充実しています!
Heure Gourmond
お店は行き止まりの路地の中にあります。静かな環境と、素朴な味わいが魅力のお店です。手作りのデザートはどれも優しい味。バラエティーに富んだ種類から選べるお茶とともに、ゆっくりと癒しの時間を満喫してください。
日本でもおなじみ。お食事のレベルも高し!
Angelina アンジェリーナ/ Ladurée ラデュレ
モンブランのアンジェリーナ、マカロンのラデュレ。この二つは日本でもおなじみ、王道です。パリ左岸、右岸を問わず市内に何店舗もあるので、どこにいてもアクセスが簡単なのも魅力です。そしてレベルの高いお食事も楽しめますよ。
アンジェリーナは、リュクサンブール公園内にもあります。
そして左岸ではないのですが、ナビが特にオススメしたいアンジェリーナの店舗があります。ブローニュの森内、アクリマタシオン公園 (入場料がかかりますが・・・) の中にある店舗です。天気のよい日は、緑がまぶしいテラスでお茶が出来ます。
こうしてみると日曜日営業のお店も結構あります。下調べをして、パリグルメを存分楽しんでくださいね!
冒頭でも書いたように、8月の夏のバカンス時期は、長期のお休みを取るお店が多いことを念頭にいれておくとよい思います。個人オーナーのお店は特に、1ヶ月という長いバカンスを取る場合も多いようです。またパリのビストロは、月曜日がお休みのお店も多いようです。
それからビストロの予約に関しては事前にしておくほうが間違いがありません。ホテルのコンシェルジュやスタッフにお願いしてもよいと思いますよ!
バラエティーに富むパリの新旧グルメを、思う存分楽しんでください。以上パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-07-10